はじめの一歩 / 006

長い資料を一度に渡さず、分けて整理する仕事術

長い資料は、章ごとに同じ項目で整理してから統合します。ばらばらの要約をつなぐより、結論の違いと根拠の位置を追いやすくなります。

この記事でできること
  • 読みたい目的から、分け方を決める
  • 各部分を同じ欄へ整理する
  • 統合時は重複と食い違いを見る
この記事の目次
  1. 読みたい目的から、分け方を決める
  2. 各部分を同じ欄へ整理する
  3. 統合時は重複と食い違いを見る
  4. 使えるプロンプト

読みたい目的から、分け方を決める

単に文字数で切ると、表の見出しや説明が離れてしまいます。章・見出し・表とその注記をひとかたまりにし、各部分へ『資料A・第2章』などの名前を付けます。何を判断するために読むかも、各回の依頼に同じ1文で添えます。

各部分を同じ欄へ整理する

『結論/根拠の数値/前提条件/不明点/掲載箇所』の5欄など、共通の形式を指定します。数値だけを抜き出さず、対象期間や比較基準も残してください。章に記載がない欄は空想で埋めず『記載なし』にします。

統合時は重複と食い違いを見る

最後に各章の整理結果を渡し、共通する主張と異なる主張を分けてもらいます。矛盾が出たら原文の掲載箇所へ戻ります。統合要約には、どの章の情報かを残しておくと、後で同僚に根拠を説明しやすくなります。

コピーして使えるプロンプト

[ ]の中を、自分の材料へ。
この資料の一部分を整理してください。
目的:[判断したいこと]
部分名:[章・ページ]
本文:[対象範囲]
結論/根拠の数字と期間/前提/不明点/掲載箇所の5欄で出力。今回は他の章の内容を補わないでください。

材料と仕上がりの例

説明用に作成した入力・仕上がりの例

INPUT / 入力する材料
第2章:4月の問い合わせは120件、3月は100件。集計対象はWeb受付のみ。電話は含まない。
OUTPUT / 仕上がり
結論:Web問い合わせは前月より20件増加。
根拠:4月120件、3月100件。
前提:Web受付のみ。
不明点:電話の件数。
掲載箇所:第2章。

仕上げのチェック

  • 表と注記が同じ部分に入っている
  • 各部分で出力欄をそろえた
  • 統合結果から元の章へ戻れる
長い資料の1章だけを、5つの共通欄へ整理してみてください。
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